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備忘録

先日の地元新聞の記事に、モノづくりに関わるものの一人として見習うべきものがあったので、

備忘録もかねて紹介いたします。

「中略 日本の業者が中国では竜の柄が好まれると聞き、竜をつけた商品を中国で販売したところ、「日本人が描いた竜なんて買わないよ。日本人も中国人が描いた赤富士の絵なんて買うかな。」という声があったという。発信者は海外販路の開拓を目指す上で、情報不足を課題に挙げていた。和食器は5枚セットで売ることが多いが、海外ではどうなのか、皿や杯はどんなサイズが売れるのか。いろんなことを教えてくれるパートナーの必要性を訴えた。 中略」(北日本新聞1月26日付より抜粋)

当たり前と言えば当たり前、感覚として理解してきたものを改めて文章として目にすると、

モノづくりをする上で、形やデザインよりも重要な事だと感じます。

伝統工芸の世界で生きるものの一人として、「伝統工芸=用の美」の基本があります。

使う人の事を考えず、小手先だけのモノづくりになっていないか、

常に自問自答しながらモノづくりの道を進みたいと思います。

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